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つかつく砂吐き推進委員です。ヨロシクお願いいたします。

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レスキュー・後

ヌルイですが*R18です。未成年の皆さんはどうぞお引き返しください。
成年でも、繊細な方々はお控えください。





始まりは優しいキス。
あたたかい唇がぴったりとあたしの唇を塞いで。
隙間なく繋がった中で、水音が立つ。
情熱的な舌が、怯えて奥に逃げ込んだあたしのそれを誘い出し。
別の生き物みたいに絡んでくる。
絡んで、擦り上げられる感触に身体の中のどこかが反応して、ビクンと跳ねた。
震えが止まったあたしの両手は彼の首に巻き付き、無意識にそこから進めなくしている。

キスだけで済んだら何も怖い事なんかないのに。
だってこんなに気持ちいい。

「お・・・かしいね」
「・・なにが」
「そろそろ邪魔が入る頃だよね、お約束の」
「邪魔しやがったら誰であろうとぶっ殺す」
マジで充電切れだった・・・呟いて何回も唇を合わせる。
ちゅ・・・と小さく鳴った唇はそこから頬を辿りはじめ。
ちゅ・・・ちゅ・・・と響かせながら下りていく。
そのぬくもりと、愛を囁くような小さな音に、どうしようもなく泣きたくなる。

大きすぎるローブがゆっくりと剥がされてどこかに放り投げられた。
「・・・っあ」
「すげぇドキドキしてる・・・」
大きな手が左胸を覆って、胸の真ん中にはくるくるの頭があたしの鼓動を聞いている。
「牧野、キンチョーしてる?」
「あ、あったり前じゃん」
道明寺がクス、と笑ってあたしの頭をすくう。
そのまま押しつけられる、あたたかくて硬いぬくもり。
中では心臓がすごい速さでドクドクとなっていた。
「・・・道明寺もキンチョーしてる?」
「あったり前じゃん」
同時にぷっ、と吹き出した。
「お互い初めてだもんねぇ」
「ん」
「ちゃんと出来んのかな?」
「さあな」
暗闇の中で二ヤッと笑った気配がした。
「お前次第じゃねぇの。気合い入れろよ」
「え、あたしなのっ?」
「つーか・・・」
「ひゃ・・・」
胸に置かれた手が大きく動いた。
「そろそろマジメにやろうぜ」
「・・・っあ・・・待って、いっこだけ」
「なに」
「ヤダって言っても、泣いても、絶対途中でやめないで」
「バーカ」
くちびるに触れる寸前、笑いを含んだ低い声が呟いた。
「ケダモノか、俺は」


ゆるゆると、手が辿る。
大きい手が胸を覆い、すっぽりと隠される。
「ご、ごめんね・・」
「なに?」
「触りがいがなくて」
「アホ・・っつーか、すげぇやわい。何でできてんの、コレ」
「え、わかん・・あっ・・」
ビクン、と身体が跳ねた。
手の平が胸の先端をかすり、その刺激が息を詰まらせる。
自分でも、ほとんど触れた事がないそこを、長い指が捕らえる。
「・・・・・・・!」
ぎゅっと、目をつぶって息を止めると、小さく音をたてて唇にキスされる。
「痛てぇのか?」
答えられなくてただ首を振ると、もう一度ちゅ、と音をたててから。
くちびるが下に降りて行った。
「・・・・・・・・っ・・・・・ぁ!」
胸の頂がアツい粘膜に包まれて、指より強い刺激に身体が跳ねる。
「やだ?牧野」
胸を食みながら低い声が尋ねる。
「・・・・!・・・・・っ!」
「やなのか?」
声に心配が滲む。
その響きに負けて
「やじゃな・・・・あ・・・い・・・っ・・あぁ・・・ん・・・・」
一言喋ってしまったらもうダメだった。
殺していた声が、彼の行為に反応して漏れ出す。
ふっ・・と、吐息を胸に感じた。
笑っていると思ったけど、あるいは安堵だったのかも。
指と舌が情熱的に動き出し、その感覚に翻弄される。
気が遠くなる様な恥ずかしさと心地よさの中で思わず道明寺にしがみつく。
「なんか、なんかヘン。こわい。道明寺」
「牧野?」
戻ってきた優しい手に頬を挟まれて、短いキスが交わされる。
「大丈夫か?」
ぎゅっと抱きしめられて、思わず本音が出た。
「ちがう・・・気持ちいいの」
ぎょっとして、今のなしって言おうとしたら道明寺がキスしてきて、しかも唇が笑った形になってて
「じゃ、遠慮なく」
なんて言って、もっとあちこち触ったり舐めたりされて、大きい声を出さないようにするのが精一杯で。
歯を喰いしばって耐えていたら道明寺が
「声」
とか言って口に指を入れてきて、
「聞きてぇ」
そのまま口を開かされてヤツの望みは叶えられた。
どこから出てるのかわからない甘い声。
信じらんない、恥ずかしすぎる。
ところがもっと恥ずかしい事が待っているのを、あたしは知らなかったんだ。

内腿を辿っていた手がすっと上がった。
「や・・・なんで・・・そんなとこ触るの」
息も絶え絶えに抗議したけど
「触んなきゃできねぇ」
「うそ、やだ、そんなの知らない」
「知っててたまるか」

「・・・・・・・・・・・・・・!!」
イヤだとか待ってとか言ったのに。
すごく暴れて抵抗したのに。
オトコの意志は止めようがなくて。
もう一度、唇にキスされたのと同時に、つぷ・・・と指が入った。
「・・・・・・・・!!」
やめてやめてやめてやめてって何回も言ったのに、
言葉は全部、道明寺の喉に吸い込まれて
不明瞭な嗚咽みたいに響いた。
「キツ・・・」
あろうことか長い指は出たり入ったりしだして、
その度に粘性の水音が聞こえて恥ずかしさで死にそうになる。

やめてって、言ったのに。

涙が、出てきた。
気づいた道明寺が額をくっつける。
「・・・・・・・泣くなよ」
「ヤダって言った!」
ダダをこねるみたいに言うと、ちゅ、とキスをくれる。
「泣いても聞けねぇ。ちゃんとしとかねぇと、お前が辛いだろうが」
溜まった涙が吸い取られた。
「だから、もちょっと我慢しろ、牧野」
「ヤダ」
「アホ」
熱い唇が、もう一度胸の頂を啄ばみ、気を取られているうちに指が増やされた。
「あ・・・く・ん・・・っ」
圧迫感が増して一瞬息をのんだけど、苦しいだけじゃない、
何かが収束するような感覚が湧いてきて声がでた。
指がキツくて、短くついた吐息にも、だんだん痺れたような甘さが混じって喘ぎに変わっていく。
くちゅくちゅと響く粘性の音と、自分から出るすすり泣くような声と溶ける身体と。
脳が抜き取られたみたいに、もう何も考えられない。

「牧野・・・」
道明寺が掠れた声で囁いた。
大きく膝を割って入ってくる熱い身体に、その時を察知した心臓がドキンと跳ねる。
灼熱が、潤みにあてられる。

・・・なにコレ
こんなの入んの?
思わず首を振った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶対、ムリ。

「・・・・・・・・・・・・っく・・・」
律動を伴ったそれは、少しずつ侵入してくる。
もう快感なんてカケラもなくて、ただ苦しくて苦しくて。
それでもやめようとは思わなかった。
刻みつけて欲しかった。
道明寺を、あたしに。
「い・・・・・っ」
身体の中でミシミシいう音が聞こえた。
「・・・・・・ぁ・・・・っ・・・・」
声も出せない苦痛が思考を奪って、喉がヒュッ・・と鳴った。
今まで経験した事がない種類の痛みに、身体が勝手にのけぞる。
見開いたままの両目から、涙がぽろぽろ出た。
何度も、何度も牧野って呼ばれた。

ああ

多分このヒトの方が傷ついている。
あたしの痛みよりも。

最後にググッ・・・と振動があって。
動きが止まる。
「・・っ・・牧野・・・・」
「・・・ぜ・・・んぶ・・・・・・?」
「・・・・・・・・・・ああ」
ものすごい圧迫感に息が詰まって、呼吸に嗚咽が混じる。

「いてーよな」
掠れた道明寺の声。
「い・・・・たい・よ。ばか・・・あ、あんたは?」
「悪りぃ・・・めちゃくちゃ気持ちいい」
「じゃ・・いいよ」
ぎゅうっと抱きしめられてキスを受ける。
くちびるから『アイシテル』が流れこんできてあたしを安心させる。

「サイテーだな、俺。・・・お前に、こんな痛てぇ思いさせて、
こんなに泣かせて・・・それが死ぬほど嬉しいなんてよ」
背中に手を廻して、同じくらいぎゅうっと抱きしめる。
「バカ・・あたしだって・・・すごく・・・」
幸せだよ

少しずつ、彼が動き出す。
「初めてだから加減がわからねぇ」
「だい・・・じょうぶ」
ゆっくりと、揺すられる身体が熱を持つ。
彼が触れたところ全部の細胞が、湧き立って、喜びを叫んでいた。

自分が、誇らしい。
彼を受け入れられる、女という性に生まれた事がこんなに嬉しい。
彼に愛されたこの身体が愛おしい。

「・・・・・・・・だいすき」

「あいしてる・・・・」

「どうみょうじ・・・・」

「まきの・・・・・・?」

「すき・・・」

「・・・っ・・・」

「だいすき・・・」

こんな幸せ 知らない

「・・・・・・・・まきの・・・あいしてる・・・・っ」

あたしも・・・・・・

   あたしもあいしてる


ちゃんと声に出せたかどうかわからない。
あたしはただ嵐の中にいるみたいに、揺さぶられて。
胸から溢れ出る、苦しいほどの愛しさに戸惑いながら。
彼のぬくもりに包まれていた。





***

「お前、やっちまったとか思ってんだろ」
「え、そんなこと思ってないよ、ぜんぜんぜんぜん」
「その即答が怪しすぎんだよ」
「なんか、照れるよねぇ」
「ん」
道明寺の体温に包まれて眠る。
世界中の全てから守られているような安心感に
こんな幸福がある事に驚かされる。
「あのさ・・・予想外っていうか、今度会うのは4年後かなって思ってたから・・・
その・・・なんて言っていいかわかんないんだけど・・・」
「俺はもうとっくに充電切れだった」
ぎゅううぅっと抱きしめられて。
「毎月、タマと一緒に来いよ」
って耳元でねだられた。
「ダメだよ!今回はつい・・・来ちゃったけど、緊急避難措置っていうか、
うん、ほんと充電切れって言うか。また電池がある限りは頑張るよ!」
「すっげぇ充電したもんな」
笑って道明寺が言った。
「ばか」
「俺はもう淋しい。明日、帰んだよな」
「・・・うん」
「また来い。ホントに」
「うん」

今度は泣かない。
あたし達は大丈夫だ。
頑張れる。

「早く一緒にいて―な」
「うん」
「愛してる」
「・・・・・うん」
「そこは違うだろ『あたしも愛してる』って言え」
「~~~~~~~~~~・・・あたしも・・・」
「続きがねぇなぁ」
どうしても恥ずかしくて、胸の中で暴れ出したらくくくと笑われた。
「しょうがねぇ、今度な」






そしてあたしはまた、空港に立つ。
日本へ帰るために。
一緒に居られる、未来のために。
「待ってるからね」
目を閉じて小さく呟いた。

さあ、行こう!
2人で一緒に居られる日まで、あと2年!




                               Fin     



0574.gif



コメント
しっかり充電!
レスキューかぁ。

でも・・・こればっかりはすぐに電池切れしそう。
司が❤

でもって、来いじゃなくて 帰っちゃったりして?
「西田ぁ~日本への出張無いのかぁ!!!(怒)」みたいな?

つくしは、これでしばらくっていうか4年後まで大丈夫だと思うけど♡

でも、やっと~な「初めて」が無事にというか
幸せに迎えられてよかったねぇ~

なんとなしに・・・椿おねーさん乱入とか。
タマさんが扉の向こうでコップで聞いてるとか
いろんなバリエーションがありそうだなぁ~なんて
思っていたもので・・・デヘヘ
2009/09/22(火) 01:37 | URL | ちふゆ #-[ 編集]
祝い♡大願成就!!
おっはー!e-320

イヤーッ、無事何事もなく(?)つつがなく事を終え
ようございましたねぇ。

ちふゆさんの言うとおり、司がギブアップしてつくしン処にしょっちゅう来そうだね。
うんでもって「あんた何でこんなしょっちゅう帰ってくんのよ。」ってつくしに叱られながらもニタニタ笑って迫って、ボカッ、バキッe-281ってパンチ2~3発くらいながらも怯まず、突進する坊ちゃん……なんてね。

とばさん,
丁寧にレスキューの解説,ありがとうございました。

とばさんの“とば”って見ると、鮭トバっていう乾物を思い出すんです。あ~食べたい、美味しそう。ジュルッてな感じで。ビール(お酒)に合うんです。
いつも楽しませて頂いてるのに、不謹慎なこと言って
すまそん!

     では、また・・・。e-463
2009/09/22(火) 05:01 | URL | magenta #-[ 編集]
ちふゆさま
コメント、ありがとうございます~。
黒ハートも(笑)
寸止めの誘惑に打ち勝つことができました!やったぁ!
でも、は、恥ずかしいです。
もっとヘンタイぽいことも書いてるのになんでこんなに恥ずかしいんでしょうかー。
汚れてしまった大人だからでしょうかー。
2009/09/22(火) 22:23 | URL | とば #-[ 編集]
magentaさま
コメント、ありがとうございます。
やっちまった。
二人の『初』は、一回真面目にガリっと書いとこうと思ったんですが、以外にも恥ずかしく…
もう、坊ちゃん、充電しに日本に来るなりつくしを拉致るなり、どうにでも~~~!
って感じなんですが。
どっちにしろ、2~3発入れられるのは決定(爆)
ところで鮭トバ!ウマいけど高い、アレですねっ!
あ~、ビール飲みたい。
2009/09/22(火) 22:33 | URL | とば #-[ 編集]
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