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つかつく砂吐き推進委員です。ヨロシクお願いいたします。

マリッジブルーイエローピンク~オトコの場合~



牧野が出てって1時間。
戻ってくる気配はねぇ。

何がきっかけだったのかわかんねぇ。
「優紀の結婚式の写真できたんだよ、見る?」
あの時点ではフツーだった。
全開で笑う牧野がカワイクて、頭ぐしゃぐしゃにして怒られた。
「ほら、これケーキ!優紀の手作りなんだよ!これのために半年前から料理教室通ってね」
見る?っつった割には自分の方が夢中で、写真手に持ちながらあーだこーだ。
よっぽど嬉しいのか、さっすがあたしの親友!とか何回も言いながら、すっげぇ笑って。
俺も笑って。

きっかけは何だったか。
『いいよね~、手作りの結婚式』
・・・・・・・違う。
『小さくてもいいんだよ。本当に祝ってくれる人だけ来てくれたら』
・・・・・・・違う。
『あたしも夢だったんだよね~、こういうの。2人だけの結婚式、とかも』
・・・・・・・これか?
わかんね。
ただ、嬉しそうな牧野が妙にムカついた。
俺が相手じゃ叶えてやれねぇ、質素な結婚式なんてもんを、目ぇ輝かしてすっげ笑って語りやがって。
夢だと?
クソッ

牧野があてつける気なんてねぇのもわかってる。
俺だ、原因は。
多分俺が悪い。

認めたくねぇが、アイツに関しては全くグダグダ。
不安で仕方ねぇ、たまんねぇ。
牧野は家柄とか、金とか、権力とか、そんな世間の女が大好きな
オプション、鼻で笑ってポイ捨てするような女だ。
強くて逞しくて、自分で自分を喰わす事にすげぇ誇り持って生きてる。
贅沢だけど汚ねぇ世界に入って汚れるくらいなら、
そんなのぶちかまして飛び出してド貧乏まで落ちるような。
そんなとこ、何度も見てるから間違いねぇ。
まったくハンパねぇ、あのプライドの高さっつったら。

・・・・・・・・正直ビビってた。
いつ牧野が、やっぱあんたたちの世界ではやっていけない、とか言い出すか。

「くだらねぇ。できる訳ねぇだろ、んなビンボーくせぇ式とか。夢見てねぇでゲンジツ見ろバーカ」
売ったのは俺。
「できるよ相手がフツーの人なら」
買ったのはアイツ。

それからはもうエライ騒ぎで。
フツーの人って何だよ俺はフツーじゃねぇっつーのかよフツーじゃないじゃん24時間SPついてなきゃいけないような人はフツーって言わないのよなんかありゃあすぐTVとか出て来るしさ、ああもう考えるだけで息詰まる俺だって好きでやってる訳じゃねぇお前だってそーゆーの慣れなきゃいけねぇんだよっつーかてめぇ相手がフツーの人ならってなんだよお前の相手は俺だろうが喜べよお前みたいなパンピーと結婚してやるっつってんだから何であたしが喜ばなきゃいけないのよあんたと結婚なんかしたら一生このバカの世話係ってことじゃない考えただけでウンザリふざけんなてめぇ、俺と結婚できるなんて世界中の女が羨ましがるんだよシンデレラってヤツだろーがあんたと結婚したら確かにシンデレラだね上流階級ってとこですっごい苛められそうだもんね黙れアホが大体んなチンケな結婚式なんてやんねーほーがマシだぜビンボーくせぇんだよ

・・・・・・・・・・バカか俺らは。

イラついてヒートアップして思ってもいねぇ事ばっかベラベラ捲し立てて傷つけて傷ついて。
思いだしたくもねぇ
「もうあんたとじゃ話になんない!」
「逃げんのかよ!」
「るさいっ、知らないもうあんたなんてっ!バーカッ!」

捨てゼリフ吐いて出て行きやがって。


荷物はある。
帰っちゃいねぇ。


取りあえずタマんとこか。
牧野を迎えに部屋を出る。
すれ違うメイドに
「牧野、知らねぇ?」
軽い気持ちで声かけたら。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいえ」
すっげぇやな感じの目つきで見られた。
なんだ?
遠巻きに見てる使用人の視線が刺さってくる。
どこからか
「牧野様が・・・・・・」
「・・・・・泣いて・・・・・」
とかも聞こえてきて。
「おいっ」
ぐるっと振り向いたが逃げられた。
牧野が?・・・・・泣いてたって?
途端にずしんと胃が重くなって、後悔でその辺の壁に頭を打ちつけたくなる。

走りだしたいくらいの気持ちを押さえてタマの部屋の前に立つ。
早く確認したいような、怖いような。
一回、拳をグッと握って扉に手をかけた。
「おいタマ」

ズズッ・・・
中には一人で茶ぁ啜ってるタマ・・・と。
その向かいに半分減った湯のみ。
やっぱココにいた。

「牧野は?」
「さあねぇ」
目を上げねぇでタマが言う。
「居たんだろ?」
焦れて強く尋ねるとタマはようやく顔を上げて。
ジロリと俺を睨んだ。
「泣いてたよ」
それだけ言うとまた湯のみに目を戻す。
「お説教してほしいんじゃないですか」
「いらねぇよ、んなの!タマ、牧野どこ行った?」
「・・・・・・・・・・・・・・知らないね」
クソッ!
ハナシになんねぇ!
バンっと扉を閉めてタマの部屋を出る。
勢いのままエントランスまで来て、隅に立つSPに
「牧野来なかったか」
と聞くと
「・・・・・・・・・・・・・・・・いいえ」
ガラス玉みてぇな目で返された。
・・・・・・・・・・こいつらもかよ・・・
全員グルで、牧野の味方かよ。
遠巻きに、窺ってるメイドたちの視線がウゼぇ。
「・・・・・・・っ!」
俺はイラつく気持ちのまま、目の前のSPの胸元を掴み、手を振り上げかけて・・・止めた。
頭ん中で牧野がギャンギャン文句言ったから。
そのままその男を突き放して歩き出すと、離れたとこで安堵のため息が重なった。



牧野を探して、探して。
一体幾つの部屋を見たかわかんねぇ。
普段見た事もねぇ調理場やランドリーまで。
足が痛むくらい探して、探して、探したのに。
「・・・・・・・・・・・見つかんねぇ」
広すぎんだよ大体。
部屋だってどこに何があるか全部はわかんねぇし。
こんな家に住んでなきゃ良かった。
牧野んちなら、一瞬で見つかるのにっつーか隠れるとこもねぇケド。
いつの間にか日も暮れてきて、そんなとこぐるぐる歩き回ってると、
ガキの頃熱出した時に、親を探して廊下を歩き回った思い出とか浮かんできて。

・・・・・・・・・・サイアク

牧野は見つかんねぇし、使用人は全員『牧野様を泣かしやがって』みてぇな目で睨んでくるし
足は痛てぇし、思い出は暗いし、それに。

・・・・・・・牧野は俺と結婚すんの嫌がるし・・・・・・

もう目の前の階段を、昇る気力もなくしゃがみこむ。
両腕を膝に伸ばして、うなだれたところに、上から声が掛けられた。
「泣いてんの?坊ちゃん」

泣くかよ。
苦しいほど聞きたかった声に顔を上げると、階段の一番上に牧野が座っていた。
頬杖ついて。
逆光でよく見えねぇ顔は、多分まだ怒ってる。
それでも、やっと牧野を見つけられた安堵で顔が緩むのがわかる。
見つけたらなんて言うか、考えんの忘れてた。
忘れてたけど勝手に出てきた。

「なあ・・・・・牧野。頼むから俺と結婚しやがれ」

表情の見えねぇ牧野から、吹き出す音が聞こえて、ひどく安心する。
「お願いしてんのか命令してんのか、どっちよ」
細い影がゆっくりと立ち上がって、一段ずつ下りてくる。

「あんたなんて、結婚相手としてはすっごく条件悪いんだから。
結婚なんかしたら、スーパーで買い物、とかもう出来ないし、SPの人たちにずっと見張られるだろうし、なんかしたらすぐ週刊誌とか出ちゃうし、仕事だってやめなきゃいけないし、家事もやらせてもらえないだろうし、上流階級のおじさんとかお譲さんたちが意地悪してくるだろうし、友達とだって気軽に会えなくなるし、シュートメは怖いしさ。ホントにあんたたちの世界なんて大キライ」


下まで降りてくると、しゃがんだ俺の前にぺたりと座る。
ったく・・・俺との結婚、こんなボロクソに言うなんててめぇくらいのもんだ。
フツーの女なら泣いて喜ぶ玉の輿だぜ?
「・・・・・・・やっぱ、やなのかよ」
「決まってんじゃん」
近くまで来た顔が、ひどく優しいのにホッとする。
情けない顔してんじゃないよ、と小せぇ両手が頬を挟む。

「でもさ、仕方ない。そんな事どうでもよくなるくらい、あたしアンタに惚れてるし。
だから、いいよ。ケッコンしてあげる」

牧野が目を閉じていくのが、スローモーションで見える。
頭ん中ぶっ飛んだみてぇに固まる俺に、ゆっくりと牧野の唇が与えられる。
ヘタクソな、くっつけるだけのキス。
でもそれだけが、いつでも俺を天国まで飛ばすんだ。

「?聞こえた?どうみょ・・ん~んぐぐっ!!」
5センチのところで囁いた唇に縋りついた。
勢いでひっくり返りそうになる牧野を慌てて抱きしめて。
信じらんねぇ、このハイソな俺様が。
廊下に這いつくばる勢いで、ただ牧野にキスすることしか考えられねぇ。
横抱きみてぇに抱えられてる牧野がジタバタ暴れる。
押さえこんで、沸き上がってきた歓喜を全部注ぎ込む。
熱情に、溺れた頭は空っぽで。
気付いた時には牧野がくったりとなっていた。

「おいっ!牧野っ!」
慌てて揺すったが
「こ、殺される・・・」
あふあふしながら言う牧野にほっと息をつく。
「さ・・・さんそ・・」
「・・・わり」
背中をさすってると、急にドヤドヤと物音が響いた。

バタバタバタ・・みてぇな
ドカドカみてぇな音がして、幾重にもずらりと並んだ使用人が。
「「「ま、牧野様、大丈夫ですか?」」」
「牧野様、お、お助けに・・!」
「ぼぼぼぼっ、坊ちゃん・・・どうか牧野様を、おおおおお許しください」
「牧野様をお許しください」
「「「お願いします」」」
「「「「牧野様をお許しください!」」」」
代わる代わる、米つきバッタみてぇに頭を下げて、目が回りそうになる。
「てめぇら・・・むごっ」
何してやがると怒鳴りつけようとした口は塞がれた。
ゲンコツ突っ込まれて。
「だ、大丈夫です!スイマセン皆さん!あの、和解しましたから!」
牧野が急に身を起して正座して言う。

俺ら2人と使用人の群れ。
シーンとして、誰も動かねぇ。

「和解・・・ですか」
「はい!ご心配おかけして申し訳ありませんでした!」
ぴょんと頭を下げる牧野。
ほぉ~・・・と、一斉に漏れる息。
それが止むと、邪魔者どもはキョロキョロと目を交わし合い、全員やべ・・・みてぇな顔になって
「「「「申し訳ありませんでした!」」」」
ドドドドドドドド・・・・
クモの子を散らすように逃げやがった。

「・・・・・・・ぷっ・・はははっあはははははは!」
途端に腹抱えて笑いだす牧野。
「スゴイ!さすがだねぇ、あたし達!ぷ、プロポーズまでこうなんだ!」
「笑ってんじゃねぇ」
「はははは!ふ、普通プロポーズって言ったらもうちょっと・・・ははは」
「やったじゃねぇか、夜景にバラの花束に指輪持って。てめぇが流しただけだろが」
「はははは!記者会見とかで言っちゃおうかな『結婚を決めた決め手は』とか聞かれたら。
『廊下に落ちてたので拾いました』あははははっ、『泣きながら』ってつけた方がいい?」
「ヒトのハナシを聞けっ!!」
感動とか、感激とか、感慨とか、んなもんねぇのかてめぇには。
「大体なんだよ、てめぇは使用人全員味方につけやがって。
俺だけ悪者じゃねぇか、ったく、あったまくる」
「いや~。人徳かな~~」
ああ言えばこう言う。
丸めてバリバリ喰っちまいてぇよ、こんな女。



それでも。


「なあ」
「ねぇ」


「なんかめちゃめちゃ愛してるんだけど」
「あたしはそーでもないかなぁ」
「るせ」


目を合わせて


「お前さえいたら」
「あんただけいれば」


『何にもいらない』


キスしながら囁き合ったら


もう全開で笑うしかない


やべぇな、まったくこの展開。
多分ここが天国、牧野と俺が居るとこ。
そんでもってこのままじゃ。



             多分死ぬまで幸せ




                            Fin




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コメント
甘い><
とばさ~ん、ヒサビサに甘い甘い。原作の続きを読んでるような、夢心地!! どうして、こんなに素敵なお話を書けるの??   とばさん、小説家??  1って事は、シリーズ??とばさん、震えが来ちゃう位感動しましたぁ
2009/10/23(金) 16:51 | URL | カスミ #-[ 編集]
カスミさま
e-449e-449e-449
褒めすぎですe-330
ありがとうございます。
坊ちゃんかなりヘタレでしたが、大丈夫ですかe-263
シリーズではないんですが、つくし編、あります。
えーと、明日はシゴトなので、多分明後日UPになるかと思います。
ヨロシクお願いいたします。
2009/10/23(金) 17:17 | URL | とば #-[ 編集]
新シリーズぅ~~懇願!
とばさん、お願い!
このシリーズ好き!

司がチョーかわいい

お屋敷中のみんながつくしちゃんの味方なのも、大好き!

ぜひぜひ、マリッジブルーなんだもん。
結婚式まで書いてほしいなぁ~~

に・し・て・も・・・・
夜景にバラの花束に指輪。
完璧に、ロマンティスト司のイメージ通りのプロポーズじゃだめて、嘆願命令形の懇願プロポーズでokかぁ。
そっちの方が、この二人には似合ってるかも。


廊下を必死につくしちゃん探しながら歩いているうちに
子供の頃思い出して、つらくなっちゃうなんて。
こんなかわいい司のこと、つくしちゃんどーぞ、
よろしくね。

やっぱり、ぜひぜひシリーズ化希望!

んっと、タマさん目線。椿さん目線。
SPさん目線に、使用人さんたち目線にぃ・・・・
イッパイ書けそうでしょう?
(・・・脅迫じゃないですよ?リクエストv-238
2009/10/23(金) 17:33 | URL | ちふゆ #-[ 編集]
ちふゆさま
e-449e-449e-449
ありがとうございます。
ああ、大丈夫でしたか、ヘタレ司。
良かったぁ。
わたし、書いててカワイソウで・・・v-406
しっかいすごいですね、使用人ネットワークv-363
SPの人の・・・何でしたっけ、インカム?マイクと聞くやつ←アホ
もあるから、かなりリアルタイムでいけますね。
『坊ちゃん今厨房に入りました』
みたいな。
2009/10/23(金) 17:58 | URL | とば #-[ 編集]
カワイイ
司君カワイすぎ階段の下で凹んでるなんてとばさんの書く司君スゴーク可愛いですね大好きです。コノマリッブルー続くんですか・・・・スゴク楽しみです。
2009/10/23(金) 22:36 | URL | yoshiyoshi #-[ 編集]
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2009/10/23(金) 22:39 | | #[ 編集]
yoshiyoshiさま
ありがとうございます。
ヘタレ坊ちゃん意外と好評でびっくりしています。
これは続かないんですけど、つくし視点もあるのでヨロシクお願いいたします。
内容はほぼ同じなんですが、司がぐるぐる探し回ってた間、つくしは何をしていたのか。
そして、司視点ではめっちゃ強気だったつくし。
ホントのとこはどうなのか(ホントも強気だったりして)。
みたいな感じになる予定です。
2009/10/24(土) 07:42 | URL | とば #-[ 編集]
いろはさま
おはようございます。
今日、こちらはすごくいい天気です。そちらはどうでしょうか。運動会日和だといいですね。
凹んで廊下に落っこちてる坊ちゃん・・・拾いますよ!
それはもうソッコー拾います!
夜景に花束に指輪のプロポーズもいいですね~。
なんでもいいですe-266つかつくならe-266
2009/10/24(土) 07:50 | URL | とば #-[ 編集]
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2009/10/24(土) 09:46 | | #[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
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2009/10/24(土) 11:41 | | #[ 編集]
む・胸やけが・・・
こんにちは!e-265

司の天国はどこまでいっても、なにがあっても
つくしだけのようですね。

胸やけが起きそうなほど甘~くて
おいおいってバカップルぶりで
たのしかったです。

坊ちゃんに、ずけずけ言うタマさんがいい。

     では、また・・・。e-463
2009/10/24(土) 16:14 | URL | magenta #-[ 編集]
かわいいねぇ~
司のハマりっぷりが、すばらしすぎる~。
読んでるこっちは、v-15ですよ。

バカップルでも、この手のバカップルは許すv-218

つくし編、楽しみにしております。
2009/10/24(土) 18:16 | URL | やのえ #-[ 編集]
紫紺さま
えーと。
こんにちは。
#::::なのですが、多分パスワードを設定しているためではないかと…思います。
私も詳しくなくてスイマセンなんですがe-263
違ってたらごめんなさいe-330
うん、でもそれしか思いつかないですe-270

2009/10/25(日) 13:39 | URL | とば #-[ 編集]
magentaさま
タマさん、業務時間中にお茶飲んでましたね!
そりゃもう自然にv-273
さすが使用人頭!
2009/10/25(日) 13:44 | URL | とば #-[ 編集]
やのえさま
ありがとうございます。
た・・・タコ・・・・・・v-15
つくし編はやはり野獣に比べておとなしい創りになっていると思うのですが・・・
まあ、つかつくだから大人しいもへったくれもないか・・・・
これからも、どうぞヨロシクお願いいたします。
2009/10/25(日) 13:49 | URL | とば #-[ 編集]
大好き
ヘタレ司くん

そこがまた可愛くて堪りません。
他のことであればいくらでも大丈夫なのに、つくしの事となるとメッキリ弱くなる司が愛しいです。
こちらのシリーズ・・・大好きです。
2010/07/30(金) 14:43 | URL | rann #sowQq82.[ 編集]
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